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メンタリスト・DaiGo著書のタイトルに注目!?ワンコインってどういうこと?

time 2016/09/14

メンタリスト・DaiGo著書のタイトルに注目!?ワンコインってどういうこと?

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目次

メンタリスト・DaiGoの新刊文庫本タイトルに注目

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先日、本屋へ足を運んだら文庫本のコーナーに気になる本を見つけました。

「ワンコイン心理術」

メンタリストとして有名なDaiGoさんの著書で、2016年9月に発売されました。

このタイトルを見て、みなさんはどんな内容の本だと予想しますか?

「心理術」とあるので、DaiGoさん専門の心理学やメンタリズムについての本だという事はわかります。

では、「ワンコイン」の部分についてはどうでしょうか?

筆者は最初、正解とは全く違った想像をしていました。

コインを使った心理術じゃないの?

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多くの人が心理術と聞いて想像するのは、人の心を読んだり、人の心を操ったりすることだと思います。

そこにコインが出てくるとなれば、イメージするのは催眠術。

紐を付けた5円玉を他人の目の前でユラユラ揺らして・・・
「あなたはだんだん眠くな~る」・・・

まぁ、DaiGoさんは催眠術パフォーマンスはしていなかったと思いますが。

DaiGoさんとコインをイメージするなら、「コインを相手の左右どちらかの手に握らせて、持っている方の手を当てる」みたいなパフォーマンスがあったと思います。

つまり、コインから心理術、メンタリズムは連想しやすい面があるのです。

筆者がこの本のタイトルを見てイメージしたのは、コインを小道具として使った心理術です。
一つのコインを用いた様々な心理学的なテクニックが書かれているのかなぁと思いました。

ワンコインは本の価格だった!

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さぁ、ワンコインを使った心理術とはどんなものなのか?

本書を購入し、家で読み進めました。

ん!?コインを使った心理テクニックなんて全然見当たらないぞ・・・

一通り本の内容に目を通しましたが、どこにもコインは出てこなかったですね。

あれぇ~???

そう思いながら、本を閉じたところで・・・「ワンコイン」の答えがありました!

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たった500円(ワンコイン)の本書を手に入れるだけで、あなたの人間関係はガラッと変化!
引用元:ワンコイン心理術 裏表紙より一部引用

なるほど。
この本の価格が500円だったのかぁ~。

本体価格は463円(税別)。
消費税を含めると500円。

他の本と一緒に購入していたこともあって、その事実に気付いていませんでした(笑)。

ワンコインの謎が判明したところで、もう一度本をよく見ると、至る所にヒント(というか答え)がありました。

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本書のサブタイトルは「500円で人の心をつかむ心理学」
帯にも「たった500円で動じない自分になる」と書かれていました。

そういえば、最近は物の値段アピールで「ワンコイン」ってよく聞きますもんね。

内容ではなくベネフィットに焦点

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ワンコインの意味は理解できました。
しかし、そうなるとタイトルの「ワンコイン」は本の内容そのものとは関係が無いことになりますよね。

あくまで「ワンコイン」が示すのは本の値段。
タイトルからは心理術の本であることしかわかりません。

なんというか・・・本のキャッチコピーっぽいなぁと思いました。
購入してもらうための「最後のひと押し」って感じです。

「ワンコイン(500円)で心理術の情報が手に入るんですよ」みたいな。

これは、読む人・買う人のベネフィットに焦点をあてたものだと思います。
ベネフィットとは「商品から得られるメリット」のことです。

今回の場合は本の価格をクローズアップさせています。
ワンコイン(500円)という低価格であることを前面に出して、商品を差別化している(ように見せている)わけです。
他の心理学の本よりも安い(出費が少なくて済む)ことが1つのベネフィットになります。

ベネフィットにあたる部分をタイトルにすることで、お客さんの関心を惹くようになっているんですね。
これなら、書店側でPOPなどの宣伝がされなくても、本自体がアピールしていることになるのではないでしょうか。

もしかしたら、書店に並んでいれば立ち読みできることが多いので、内容はサラッと目を通してもらえばわかるということなのかな?
タイトルで興味を惹く、簡単に目を通す、面白いと思ったら購入、といった流れをイメージしていると予想します。

「ワンコイン心理術」
メンタリスト・DaiGoさんのことですから心理学的に計算されたタイトルなのでしょう。

ベネフィットに焦点を当てたタイトル付けは、SNSで拡散することを目的にしたブログ記事にも応用できそうです。

検索エンジンを考えた場合は内容を的確に表した記事タイトルの方が良いでしょうが、拡散によってとにかく人の目に留まることを重視するなら、ベネフィットをタイトルにしてしまうのもいいかもしれませんね。

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