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【怒り心頭!?】女子マネ甲子園練習参加禁止騒動の意外な抜け道!?

time 2016/08/04

【怒り心頭!?】女子マネ甲子園練習参加禁止騒動の意外な抜け道!?

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目次

甲子園練習での一悶着

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2016年8月7日から始まる第98回全国高校野球選手権。
開幕前の甲子園練習において、とある騒動がおきました。

大分の練習では女子マネジャー・首藤桃奈さん(3年)がユニホーム姿でノックのボール渡しなどを手伝ったが、練習補助員は男子部員に限ると大会規則に記載されていたため、関係者から注意を受けてベンチに下がるハプニングが発生した。
引用元:甲子園グラウンドに女子マネ!規定違反注意され15分後ベンチへ 大分・松尾監督「残念」

事が起きたのは8月2日。
甲子園練習に参加するためにグラウンドに出た女子マネージャーが、大会規定違反でベンチに下げられたのです。

この件はインターネット上や各種メディアで取り上げられ、甲子園は「女子禁制」とも受け取れる対応に「男女差別」「時代錯誤」といった批判の声も上がっています。

高野連の事務局長は3日、本件について言及。

竹中事務局長は「グラウンドに出してあげたいという向こうさんの親心と思うし、それは理解できる」としながらも「原則、試合は男子だけと規定しているし、練習もそれに準ずるもの。男子はけがのリスクを承知して野球に取り組んでいるし、もし、けがをしても学校側の責任になる。女子は一緒に練習しているわけではないし、万が一けがをした場合、誰が責任を取るんですか、ということ」と責任の所在を理由に退場措置の経緯を説明した。
引用元:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160804-00000002-tospoweb-base【高校野球】女子マネ退場問題で高野連事務局長「規定は変わらない」(※リンク切れを確認したため旧URLを表記しています)

「試合は男子だけと規定し、練習もそれに準ずる」「女子は一緒に練習していない」「ケガをした場合の責任」といった理由をあげて、退場の経緯を説明しています。
現状、この規定をすぐに変更することは考えていない模様です。

ちなみに、「女子」が甲子園練習の参加が認められなかった例は、2008年のセンバツ大会でも起こっています
このときは、女子マネージャーではなく、日頃から外野手として練習をしていた女子選手でした。

女子マネージャーと女子選手の違いは?

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毎年、高校野球の季節になると大なり小なりクローズアップされるのが「女子マネージャー」や「女子部員」
女子マネであれば選手を献身的に支える姿、女子選手なら大会には参加できないながらも練習に励んできた姿などが、美談として取り上げられますよね。

直接的に高校野球に関わっていない立場から見ると、「女子マネージャー」と「女子選手」は全く異なるもののように思います。

女子マネージャーと言えば、スコアシートを記録したり、ドリンクや食事を用意したりといった選手のサポート。
女子選手は、男子部員と同じように練習し、相手校の許可が得られれば練習試合にも出場します。
部内での役割が全然違いますよね。

しかしながら、実は登録上では「女子マネ」と「女子選手」は同じ扱いになっているのです

女子マネはれっきとした部員

まず前提としては、甲子園大会をはじめとする男子の高校野球において、大会の出場選手としての資格があるのは男子生徒だけです。

(1)その学校に在学する男子生徒で、当該都道府県高等学校野球連盟に登録されている部員のうち、学校長が身体、学業及び人物について選手として適当と認めたもの。
引用元:平成28年度大会参加者資格規定 第5条より

ただし、これは大会での選手としての参加資格の話です。

選手としての参加資格はなくても、野球部に所属すること自体は在学する生徒であれば男女問わず可能
そのため、選手はもちろん、女子マネージャーも、留年などによって年齢制限にかかった選手も野球部員にはなれるのです。
ちなみに、高野連所属の野球部の場合は、各都道府県の高野連に部員登録することになります。

女子マネであっても女子選手であっても、高野連に登録済みのれっきとした野球部員なのです。

選手やマネージャーの区分け

では、選手とマネージャーはどこで区別されるのでしょうか

一部の都道府県の高野連のWebサイトでは部員登録用のPDFが公開されています。

その用紙の部員記入欄には、名前や学年、出身中学、生年月日といった項目が並んでいます。
基本的には男女混合で同じリストに書き込みます。
部員登録用紙は大まかにはどの都道府県も同じようなかたちですが、微妙に異なっている部分もあります。
都道府県によっては、女子マネージャーも部員として登録する旨を明記しているものや、男女別の部員数を記入するものなどが見られました。

さて、今回筆者は複数の部員登録用紙を見てみましたが、調べた限りでは「選手」「マネージャー」を区別して登録するものは見当たりませんでした。

基本的には高校野球のマネージャーは登録により決められているものではありません。
マネージャーというのは、あくまで部員の部内での役割なのです。

男子部員の中にはマネージャーとして選手をサポートする部員も存在しますが、それは単に各野球部内の話。
部内で該当男子部員個人をマネジャーとみなしているだけです。
そのため、普段マネージャーとして活動している男子部員は、大会の選手登録に名前を登録すれば選手として試合に出ることが可能です。
※転入生や年齢制限に達した部員の公式戦出場を制限するルールはあります。

しかし、女子部員の場合は話が変わってきます。

先の項目に触れた通り、女子部員は大会に参加する選手にはなれません
そのため、解釈の仕方にもよりますが、「選手になれない=マネージャー」という図式が自動的に成り立ってしまう面があるのです。

大会への参加資格のない部員はすべてマネージャーなのか!?と思う方はいると思いますが、そこは言葉のアヤ。
ここでは、(大会への)出場資格のない部員をひとくくりにした表現と考えてください。

現在のところ、女子部員については全員「選手資格のない部員」に該当することになります。
なので、実際の部内での役割や取り組みに関わらず、女子部員である時点で全員マネージャー扱いになってしまうのです。

それは、長崎県の高野連がWebサイト上で公開している加盟校部員数資料にも表れています。

この資料では、「男子部員」と「マネージャー」に分けられて数字が出されています。
部員登録上、男子が選手とマネージャーに区別されることはないため、この資料の「マネージャー」はすべて女子部員の数になります。
もちろん、この表記の分け方であれば、女子選手が男子部員にカウントされていることはないでしょう。

長崎県高野連の資料では男子部員と同じように練習に取り組んでいたとしても、女子部員である時点でマネージャー扱いされているのです。

女子部員と表記すればいいのに、なぜマネージャーと表記しているんでしょう。
このあたりに、「女子=マネージャー」という固定観念が存在し、女子部員がどのように扱われているかが表されている気がしますね。

ちなみにですが、今回の大分高校の女子マネの件と2008年の華陵高校の女子選手の件では、彼女たちの部内での立場はマネージャーと選手なので異なっています。
でも、適用されたルールとしては同じです。

今回、報道などで伝えれている手引きに書かれたルールには、「守備練習には練習補助員(男子部員に限る)が5人まで参加できる」とあったとのこと

つまり、彼女たちの「女子マネージャー」や「女子選手」といったチーム内での立ち位置に関わらず、「女子」であること自体が規定上の問題となっているのです。

なお、「女子マネの甲子園練習参加が禁止であれば、男子のマネージャーはどうなんだ!?」と思った人がいるでしょうが、それは基本的には問題ありません

先述した通り、規定上は男子部員は選手もマネージャーも区別されません。
そのため、運営や審判は、各男子部員が選手であるかマネージャーであるかということを意識しないのです。

高校野球では、基本的に男子部員は選手として存在し、常日頃から練習しているハズという前提で考えられていると言っていいでしょう。

ただし、甲子園練習でサポートできる部員の人数等はルールで決まっていますから、男子部員であれば誰でも自由にグラウンドに入れるわけではありません。
また、松葉杖をついているなど、試合や練習が困難なケガをしている部員に対して注意を払うことはあるようです。

あくまでも部内での役割・立場

お話してきた通り、現行のルール上は女子マネージャーも女子選手も同じ扱いなります。

部内での活動内容や役割が違っていたとしても、それはあくまで部内の話。

女子部員としてマネージャー業をこなすのも男子と一緒に練習するのも、部内での活動においては問題ありません

しかし、公式戦などの際には、大会のレギュレーションに沿った形での行動が必要となります。

その範疇になってくると、女子マネ・女子選手という部内の位置づけに関わらず、ひとくくりに「女子部員」としてのルールが適用され、それを守らなくてはならないのです。

高野連の事務局長のコメントはいかがなものか!?

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前述した高野連の事務局長のコメント。
筆者はこのコメントに違和感を覚えました。

竹中事務局長は「グラウンドに出してあげたいという向こうさんの親心と思うし、それは理解できる」としながらも「原則、試合は男子だけと規定しているし、練習もそれに準ずるもの。男子はけがのリスクを承知して野球に取り組んでいるし、もし、けがをしても学校側の責任になる。女子は一緒に練習しているわけではないし、万が一けがをした場合、誰が責任を取るんですか、ということ」と責任の所在を理由に退場措置の経緯を説明した。
引用元:【高校野球】女子マネ退場問題で高野連事務局長「規定は変わらない」

「原則、試合は男子だけと規定しているし、練習もそれに準ずるもの」
「女子は一緒に練習しているわけではないし、万が一けがをした場合、誰が責任を取るんですか、ということ」

まず、この部分。
そのまま受け取れば事務局長は、「女子部員が練習に参加すること自体をNGだと思っている」ように見えます

男子野球部で練習している女子部員はメディアでも取り上げられているように、少ないながらも存在しています。
試合は男子だけと規定し練習もそれに準しているのなら、「女子部員の練習参加」自体が禁止されていないとおかしいですよね。

そのうえ、「女子は一緒に練習しているわけではない」と来たら、「イヤイヤ・・・そういう女子部員もいるでしょ?」と言いたくなります。
男子野球部に所属する女子部員は、女子プロ野球のトライアウト受けるためにプロ志望届だって出すんですよ。

まぁ、百歩譲って、このコメントの「女子」はマネージャー業に専念している女子部員を指しているとすれば、「一緒に練習しているわけではない」についてはまだわかります。
まぁ、それでも常日頃からグラウンド内で練習サポートしている女子マネもいるでしょうから、事務局長の見解は理由に乏しいですが。

もう1つ、「男子がケガしたら学校の責任、女子がケガをしたら誰が責任を取るの」と言っているように取れること。

男子のケガが学校側の責任であるなら、女子のケガだって学校側の責任じゃないの?
また、男女限らず、学校だけでなく高野連にだって一定の責任は発生すると思いますけどね。
特に甲子園練習の場合なら尚更です。

そもそも、男子だろうが女子だろうが高野連に登録された野球部員のハズです。
性別によって責任の所在に違いが出てくるとは思えません

まさかとは思いますが事務局長、「女子は正式な野球部員じゃない」と認識されてはいないですよね・・・?
甲子園の舞台で勝手に非正規で参加している女子生徒の身に何か起こったら、取らなくてもいいハズの責任が発生するみたいに考えているなんてことは・・・。

もし女子部員について責任の所在云々を言うのであれば、高野連の登録部員として女子も登録するようにしていること自体がおかしな話になってくるのではないでしょうか。

なんとなくですが事務局長は、男子部員を「正社員」、女子部員を「派遣社員」のようなかたちで見ている感じがしてなりません。
試合への参加資格などに違いはあるでしょうが、どちらも正式な野球部員ですよ。

また、公益財団法人日本高等学校野球連盟の公式サイトには、「高校野球賠償責任保険 団体損害保険について」というバナーがあります(2016年8月4日時点)。
そのバナーのリンク先は保険会社のサイトで、野球の練習や試合に起因して他人にケガを負わせた場合の保険、野球部員のケガについての保険などが案内されています。

筆者は各高校や選手、大会運営者などが、どんな保険にどの程度加入しているかは知らないのですが、「女子部員のケガ」という事態に備えての保険には入っていないものなのでしょうか?

事務局長のコメントは、「自分の顔に泥を塗られたくない」という考えから、とってつけたような理由を並べたような印象を受けます。
「誰が責任を取るんですか」というコメントは、裏を返せば「何かあった時に自分が非難されるのは嫌だ」と言っているようにしか感じません

もちろん責任を取らされるのは誰だって嫌です。
その心情はわかりますが、今回の話題について責任問題を持ち出してはいけないですよね。

皆さんの中にも様々な意見を持った方がいると思います。
どう思われたでしょうか?

==========
(2016年8月16日追記)
大会期間中の技術・振興委員会にて、今回の件について委員へのヒアリングが行われました
そのヒアリングでは、女子マネジャーの甲子園練習に参加には大半の委員が反対の意向を示したとのこと。
主に「選手資格のない女子部員にケガの危険を負わせるのはどうか」ということが理由として挙がりました。

う~ん・・・筆者は何か話がおかしいと感じています。

選手資格のない女子部員にケガの危険を負わせるべきでないのであれば、普段の学校での練習中でも女子のグラウンド内での練習参加も禁止すべき方向にならないと矛盾すると思います。
状況・環境にもよりますが、普段の学校での練習時の方がケガをする可能性は高いと考えるからです。

そもそも女子マネに限らず、練習補助員となる部員は不運なケガのリスクくらいはあると理解した上でやっているハズです。
まぁ、部員は基本的に未成年ですから、生徒自身の理解・承諾をどこまで有効なものとみるかは難しいところかもしれませんが(親の認識・承諾も関わってくるのかな?)。

確かに硬球は、万が一のことがあれば命に関わるケガを負わせる危険があります。
なので、参加する部員自身が十分に注意することは必要ですし、環境面においても可能な安全対策はすべきです。
そして、大きなケガが発生するような事態になった場合は、性別や選手資格どうこうに関係なく問題のハズ。

男子よりも女子のケガの方が大ごとだと取られる傾向はあるでしょうし、話題としての取り上げられ方も違ってくることはあるでしょう。
でも、そのようなノイズによって、本筋を見失ってはいけません。
「危険性」に関して本来求められることは、男女問わずケガのリスクを減らすことであって、特定の性別や属性に限った対応をすることではないですよね。

また、選手資格のことを言うのであれば、女子部員だけでなく、留年などで年齢制限に達した男子部員なども選手資格がありません。

「選手資格が無い人間にケガを負わせてはいけない」のであれば、選手資格のない男子部員にも「ケガの危険性」を理由にした制限がかけられなければ、女子部員だけが不当な扱いを受けることになるのではないでしょうか
※なお、選手資格のない男子部員が甲子園練習の補助員になれるかどうかは、ルールを調べきれなかったため確認できていません。

報道される高野連の対応やコメントを見ると、「自分たちへの責任や批判が大きくなりそうなところでは余計な事をしてほしくない」という心理が大きく働いているようにどうしても感じてしまいます。
==========

意外な抜け道!?女子高生監督

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ところで、甲子園大会で女子部員がグラウンドに立つことは本当に無理なのでしょうか?

筆者は1つ方法があるのではないかと考えています。

それは、女子部員を「監督」にすることです!

意外と緩い監督の条件

高校野球の監督をされる方の多くは学校の教職員であることが大半ですが、監督は必ずしも学校の教職員である必要はありません

責任教師である部長は学校の教職員でなくてはならないのですが、野球部の監督についてはあまり制限はないのです。

目立った制限と言えば、元プロ野球選手に関する一定の縛りくらいではないでしょうか。
※もちろん、犯罪者であるとか反社会的な活動をしている人物などは別です

過去の例を見てみると、大学付属高校の場合、大学野球部員が高校の野球部の監督を務めたこともあります。
高等専門学校では出場資格のなくなった4、5年生を監督にすることもあります。

また、留年による年齢制限規定でベンチ入りできない部員を監督として登録したケースもあります。
実際に、第47回選抜では年齢制限のために出場できない19歳の現役男子高校生が、豊見城高校の監督として甲子園の地を踏みました
※豊見城のケースはベンチ入りできない部員への粋な心遣いとして行われており、実際の監督が部長の立場でベンチに入り采配を振るいました

もちろん、監督になれるのは男性に限りません。
女性教諭が監督になっているケースが全国各地にあります。

ということは・・・ですよ、女子生徒を監督にすることだってルール上はOKではないかと思うわけです。

「黒子のバスケ」というバスケットボールのマンガで、現役女子高生がチームの監督を務めていましたが、それと同じ。
野球版・相田リコです。

監督は試合中はベンチを出られませんが、甲子園練習中はグラウンドに出られますよね。

監督がノッカーをやってる光景は普通にありますよね。

女性監督だからグラウンドに出ちゃダメです!というわけにはいかないでしょう?

女子高生監督甲子園の土を踏む!歴史的第一歩!!
そんな見出しが新聞紙面を踊る気がします。

現実には難しそうかも・・・

調べた限りでは、女子高生監督はNGという明確なルールが見当たらなかったのでこの案を出しています。
でも、「ルールに無いことなら何でもOK」というわけにはいきませんよね。

現役女子部員を監督に据えるというのは、規定上の想定外にあたるでしょう

大会の登録名簿を運営に提出したら規定に無くても問題ありと見なされて、「それダメです!替えてください」ってなる気がします。

また、今回の事務局長のコメントにある「危険性とケガした場合の責任」についても一定の問題が残ります
女子高生監督であっても、それで危険性が変わるわけではありません。
また、女性監督であっても現役高校生ですから、学校の女性教職員や監督業を請け負った成人女性の場合とは責任の所在や範囲も違ってくるでしょう。
高専の4、5年生や選手資格のない男子部員とは同じ扱いになりそうな気もしますが。

そして、選抜で男子高校生が監督となった例はあるものの、甲子園大会で女子部員を監督に登録するとなったら、それはそれで賛否を巻き起こしそうです。
対戦相手に失礼であったり、女子部員への行き過ぎた配慮として映る可能性は結構高いと思います。

本来監督を担うべきではない人物に、形だけの役割を与えることが正しいかと言えばそうでもないでしょうし。

とはいえ、甲子園のグラウンドを踏めるかどうかは別として、地方大会なら女子高生監督が実現しないかなぁ・・・とは思います。

理想としては、女子部員が正式な監督としてしっかりと采配を振るって地方大会を勝ち抜き、甲子園に辿りつくことですよね。
それなら誰も文句は言わないでしょう。

※女子高生監督案については、「公益財団法人日本高等学校野球連盟」のWebサイトに書かれている「憲章&規定」ページ内の内容を基にした筆者の考察です。実際に女子高生監督が可能であることを保証するものではありません。

おわりに

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高校野球は日本の学生スポーツの中で最大のものです。
注目度が高いだけに、話題としても取り上げられ方も大きくなります。

今回の件についての報道を見る限り、当事者である女子マネージャーが特にショックを受けているようには見受けられないのは幸いです。

さて、開幕前にひと盛り上がり?あった第98回全国高校野球選手権大会。
今年はどんな熱戦が繰り広げられるのでしょうか。

追記:2017年選抜より女子部員の甲子園練習参加解禁

<2017年3月17日追記>
2016年夏の大会以降に女子部員の甲子園練習参加についてのルールが見直され、2017年の選抜大会(第89回大会)より女子部員の甲子園練習の参加が可能となりました

3月14日の甲子園練習では、女子部員甲子園練習解禁後初めて、女子部員が練習サポートに参加しました。
第1号となったのは21枠で選出された選手10人の不来方高校の女子部員3名

ノックのボール渡しや、タイムキーパーなどの役割を果たしました。

ちなみに現状では、安全上の問題を理由に、ヘルメットの着用義務や本塁付近での参加はできないなど、男子部員とは異なるルールが課されています。

男子部員と全く一緒の扱いを受けられることになったわけではないですが、徐々に変化してきているのは確かです。
この件は、大きな一歩になったのではないでしょうか。

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