2017/03/15
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目次
結婚祝いにデジタルフォトフレームをと考えたんだけど・・・
周囲の人間の結婚が増えるアラサー男子世代。
結婚祝いを贈る機会も多くなりますよね。
結婚祝いで贈る品としては、「商品券」「キッチン用品」「食器・カップ」「花」「家電」といったあたりが代表的。
また、記念写真などを飾る「フォトフレーム」を贈る人も多いですよね。
デジカメの普及によって撮った写真を画像データとして保存することが増えたことで、「デジタルフォトフレーム」を候補に入れる方も多いと思います。
いざ結婚祝いの品を用意するとなったら、何を贈るのかいろいろと迷ってしまうもの。
筆者もその一人で、先日、結婚祝いの品を買いに出かけた際には、あれやこれや悩んだ末に「ティーカップ」を選択しました。
そんな結婚祝いの品選びをしてた際に、ある予想外に遭遇しました。
その予想外とは、「デジタルフォトフレームが売っていない!」ことです。
驚愕!?家電量販店でデジタルフォトフレームが姿を消していた
筆者が結婚祝いを買いに出かける前に、有力な候補として思い描いていたのがデジタルフォトフレームでした。
結婚したばかりというのは、思い出作りで写真を撮影する機会が多い(と予想)。
オシャレなデザインのものも多いので、部屋のインテリアになる。
結婚祝いとして恥ずかしくない程度の価格帯である。
このような理由から、まず第一にチェックしたい品だったのです。
デジタルフォトフレームは電化製品のイメージが強かったので、某有名家電量販店へ足を運びました。
ところが・・・
デジタルフォトフレームがどこにも置いてない!!!
あれぇ!?
おかしいなと思いつつも、たまたま品切れだったのかと思って別の家電量販店にも行ってみました。
しかしそこでも・・・
デジカメエリアの片隅に1、2種類だけ並べられているだけでした。
んんん!?
筆者は普段、家電量販店でデジタルフォトフレームをじっくりとチェックしていたわけではないですが、ちょっと前まではたくさん並べられていた印象です。
これはどうしてことか?
店員さんに尋ねてみると、ある意味納得の答えが返ってきました。
「最近はタブレット端末やスマホを使う人が多く、需要が少なくなってきたんです」
言われてみれば・・・って感じです。
タブレットに写真を保存しておけば、手軽に見ることができますもんね。
※以降の本記事では、「タブレット」にスマホの意味合いも含めて話を進めます。
タブレット端末は、撮った写真を見るというデジタルフォトフレームの目的を兼ねているわけです。
デジタルフォトフレームの注目度が減っている
これは、Googleトレンドで「デジタルフォトフレーム」の検索の動向を調べた際のグラフのキャプチャです。
2009年をピークにして右肩下がりとなっています。
こちらは、「タブレット」で検索の動向を調べたグラフのキャプチャ。
こちらは2010年頃から大きく伸びています。
ちなみに、デジタルフォトフレームとタブレットのグラフを重ねるとこんな感じになります。
デジタルフォトフレームは画像や動画の表示に特化したものであり、様々な用途で使用されるタブレットとは単純に比較はできません。
しかしながら、これだけ大きくタブレットの検索動向が伸びているのを見ると、写真を見るためのツールの主流がタブレットになっていても不思議ではありませんね。
同時に、デジタルフォトフレームの注目度も下がっていくのも必然なのかもしれません。
時代としては、デジタル写真はタブレット(スマホ)で見るものというのが一般的な傾向なのでしょう。
大は小を兼ねる、ですね。
デジタルフォトフレームの価値って写真を表示するだけなの?
デジタルフォトフレーム自体の注目度や需要が下がっていることはわかりました。
確かに、「写真を見る・表示する」ことを目的とする場合、見たいときにタブレット端末を操作すればいいのかもしれません。
でも、タブレットで実現する「写真を見る・表示する」ことって、フォトフレームの役割として十分なのでしょうか?
筆者はタブレットで実現することは、「アルバム」機能だと思います。
アルバムは写真を見たくなったときに、本棚や押し入れから引っ張り出してきて鑑賞するものです。
タブレットで写真を見る場合は、見たくなったときにタブレットを操作して、写真の保存先からデータ見つけて表示させます。
このアルバムとタブレットの共通点は、意図的に写真を見ようとすることです。
写真を観賞するには、自らのアクションが必要なのです。
でも、本来のフォトフレームってそういうものではないですよね。
※本来のフォトフレームは、現像した写真を入れる従来のフォトフレーム(写真立て)のことを指しています。
フォトフレームとは、思い出の1枚を部屋のインテリアとして飾っておくものだと筆者は思っています。
見ようとして見るものではなく、部屋の風景として自然と目に入る。
何気なく目をやった時に、「そういえばあの時は楽しかったなぁ」と過去の思い出に浸れるのもフォトフレームの良さではないでしょうか。
そう考えると、タブレットは本当にデジタルフォトフレームの代わりになっているのでしょうか?
タブレット端末を操作をしていないときに、終始お気に入りの写真をディスプレイに表示させっぱなしにする人はほとんどいないですよね。
また、タブレットを操作してネットサーフィンなどをしていれば、当然ながらその間は写真が写っていないことにもなります。
デジタルフォトフレームには従来の写真立て以上の機能が付いているので、アルバムとして使うこともできます。
電気代を抑えるために、普段は電源を切っているなんて人もいるでしょう。
しかしながら、フォトフレームの役割を考えた場合、タブレットはその役割を100%果たしているわけではないのです。
全体的な需要は減ってきているとはいえ、お祝いの品としてデジタルフォトフレームが求められていないとは限りません。
もし、自分で使うことを目的にデジタルフォトフレームを買うのであれば、写真表示以外にも使えるタブレットを選んでしまうかもしれません。
でも、購入したタブレットを実際に使ってみると、フォトフレームの役割をあまり果たしていない。
「思っていたイメージとちょっと違って写真を飾っている感じがしないぞ。でも、デジタルフォトフレームを兼ねてタブレットを買っちゃったもんなぁ。今更もう1台買うのもなんだし・・・仕方ないか。」
どうでしょう、そんな相手にフォトフレームを贈ったら、喜ばれると思いませんか?
「自分で買うほどではないけど、あったら良いと思うもの」って、受け取った相手からは評価されるんですよ。
そう考えると、デジタルフォトフレームをお祝いの品として相手に贈ることはアリですよね。
デジタルフォトフレームを買うならネットショップ!
とはいえ、現実問題としてデジタルフォトフレームを取り扱うお店は減ってきています。
家電としてのデジタルフォトフレームの需要が減っている今、多くの家電量販店では「買いに行っても売っていない・種類が少ない」という状況でしょう。
もちろん、デジタルフォトフレームは家電量販店だけで売られているわけではありません。
お祝いの品としても贈られる物でもあるため、ギフトショップや雑貨店などでも取り扱っているお店はあります。
結婚祝いのためにデジタルフォトフレームを購入するのであれば、家電量販店よりもギフトショップなどに足を運んだ方が、見つかる可能性が高いかもしれません。
ギフトショップや雑貨屋の場合もそれほど種類は多くないですが、比較的オシャレなデジタルフォトフレームが多いです。
また、デジタルフォトフレームを購入するなら、ネットショップを利用するのも1つの手です。
楽天市場やAmazonではデジタルフォトフレームを扱っており、実店舗に用意されているよりも多くのラインナップの中から選ぶことができます。
納得のいく品を贈りたいのであれば、ネットショップもチェックしてみる価値はあるハズです。
結婚祝いの品は決して安いものではありません。
せっかくお金をかけるのであれば、しっかりと商品選びをして、相手に喜んでもらいたいですね。