2017/03/15
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目次
DaiGoがついにマンガ界にも進出!?
メンタリスト・DaiGoさんといえば、数年前にフォーク曲げやカラーボール当てなどのパフォーマンスでブレイクし、メンタリズムという言葉を世に浸透させた人です。
2016年時点ではブレイク当時ほどテレビで見かける機会は少なくなりましたが、今でもTBS系列「炎の体育会TV」などに出演し心理テクニックを披露しています。
また、DaiGoさんは現在、心理学の知識やテクニックを使って企業のビジネスアドバイザーとしての活動を行っています。
それに加え、作家活動もしており、人間の心理をテーマとした様々な著書を出版しています。
そんなDaiGoさんの新しい著書がコレ。
これまでのDaiGoさんの著書といえば活字がメインでした。
もちろん、イラストによる解説がされていたりといったことはあるのですが、マンガという形態は初めて見ました。
えっ、DaiGoさんはマンガも描けるの!?
イヤ、さすがにそれはないでしょう(笑)
著者はDaiGoとなっていますが、脚本・蛭田直美、漫画・長谷川梢とありました。
DaiGoさんが出したネタを基に、マンガの専門家がストーリーや絵を作り上げたといった感じでしょう。
マンガでわかる 最高の結果を引き出す心理交渉術
「マンガでわかる 最高の結果を引き出す心理交渉術」は、ネゴシエイト・ナビゲーター小鳥遊聖悟と秘書の美咲という登場人物を中心に進められるストーリー形式のマンガです。
ネゴシエイト・ナビゲーターとは、クライアントの交渉事をうまく進めるための案内役。
小鳥遊は交渉時にクライアントへ指示を与え、クライアントは言われたとおりに行動する。
それによって、クライアントが望む結果へと導いていくのです。
その交渉事の指示において、応用されるのが心理学の法則やテクニック。
ストーリー内では様々な心理交渉術が登場します。
本書の構成は全6章。
各章ごとに、小鳥遊は異なるクライアントの交渉依頼を引き受け、問題を解決する話になっています。
※5章と6章はストーリー上のセットになっています。
各章の終わりには章のまとめとして、ストーリー内で使用された心理術の解説付き。
この解説は、小鳥遊と美咲の会話によって進められる小説風のものになっています。
マンガのストーリーのような展開に出くわすことは実際には少ないかもしれませんが、具体的な例を通して心理術を学べる一冊になっています。
活字は苦手・・・という方におすすめ
さて、交渉事を円滑に進めるために役立ちそうな「マンガでわかる 最高の結果を引き出す心理交渉術」ですが、一番の特徴は「マンガ」であることです。
これまで心理学やDaiGoさんの著書に興味があった人のなかには、活字ばかりであることを理由に読み進められなかった人もいるでしょう。
本書は各章が25ページほどのマンガと5ページの解説で構成されています。
8割以上がマンガになっているので、活字が苦手な人も読みやすいと思います。
2割弱くらいの活字は頑張って読みましょう(笑)。
5、6章以外は、各章で独立した話になっているので、1章ずつ読み進めていっても良いと思います。
仕事においてもプライベートにおいても、なるべくなら自分が望むように物事を進めたいものです。
しかしながら私たちの人生の中では、対応を間違えて面倒なことになってしまうことが少なくありません。
生きている以上、自分以外の多くの「相手」とうまく付き合うことは大切なことです。
この本から、過ごしやすい人生にするためのヒントが得られるかもしれませんよ。