2017/03/15
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目次
長期連載作品もいよいよクライマックス
週刊少年ジャンプ2001年36・37合併号から連載が始まったBLEACH。
死神の力を得た主人公・黒崎一護が、現世や尸魂界(ソウル・ソサエティ)を護るため、様々な敵と戦っていく物語です。
アニメ、劇場版、ミュージカルも作られるなど2000年代のジャンプの人気漫画の1つとなり、15年を超える長期連載作品となりました。
そんなBLEACHも少年ジャンプ本誌および単行本にて、ついに最終回・最終巻についての告知がなされ、いよいよクライマックスが迫っています。
BLEACHの意外な面白さとは?
最終巻が74巻となることが判明したBLEACH。
70巻以上にも及ぶストーリーはボリューム満点です。
最終回を前に一度、復習がてらこれまでのストーリーを読み返したいところ。
ただ、ブログのネタとして、これまでの話を読み返しての感想を綴っても面白くありません。
そこで私はBLEACHの魅力について考えました。
みなさんがもう一度読んでみたくなるような「何か」がないものか・・・。
思いついたのが「ボケ&ツッコミ」!
シリアスなストーリーではあまり目立ちませんが、BLEACHでは時折コメディタッチなやりとりが交わされ、読者の笑いを誘っています。
真剣な展開の中で息抜きになる笑いこそがBLEACHの1つの魅力ではないでしょうか?
そこで、BLEACHに登場するコメディシーンを各巻1つずつピックアップすることにしました。
BLEACHのクスッと笑えるボケ&ツッコミ【1~15巻】
1巻
一心「母さん・・・このごろ思春期なのか娘たちが父さんにヤケに冷たいよ・・・一体どうしたら・・・」
夏梨「まず そのアホみたいな遺影をはがすところから始めろ。」
第1話で一護の家族の登場シーン。
黒崎一家のコミュニケーションが描かれた一幕です。
子どもたちに冷たくあしらわれる父・一心は亡くなった母・真咲の遺影に語りかけます。
が・・・、アイドルのブロマイドのような非常識な遺影に対して娘・夏梨がトドメの一言。
2巻
ジン太「オラ!よく見ろコレ!何て書いてあるよ!?読んでみろよ!」
ウルル「・・・・・・ソー・・・ワルピン?」
ジン太「何だ その香港アクションスターみたいな名前はッ!?」
蒲原商店で暮らす子ども・ジン太とウルル。
ウルルは誤って「粗悪品」を、客である朽木ルキアに渡してしまいます。
間違いが発覚し、ウルルを問い詰めるジン太。
・・・漢字が読めなかったのかな?
3巻
たつき「追い出されたあ!?なにそれ初耳だよ!じゃあ あんた今どこに住んでんの!?」
(寝袋を取り出す織姫)
たつき「野宿っすか!?」
(寝袋の裏地を自慢げに見せる織姫)
たつき「しかもリバーシブルーーー!!?・・・って別に寝袋がリバーシブルでも全然お得でも何でもないよ!!?そんな『リバーシブルだから2倍よく眠れます』みたいなカオされても!!」
兄の虚に襲われた一件の後に、住んでいたアパートを追い出されていた井上織姫。
それを知った有沢たつきは驚きを隠せません。
まぁ、これは織姫がたつきをビックリさせるための冗談だったわけですが・・・。
4巻
遊子「パパとママに囲まれて幸せそうね♡」
コン「こいつらパパとママかよ!ていうかどっちがママだよ!?そしてなんでオレが服着てんのに両親は全裸なんだよ?」
ライオンのぬいぐるみの姿をした改造魂魄のコン。
コンは不運にも、一護の妹・遊子のぬいぐるみラインアップに加えられてしまいます。
ゴリラと宇宙人?のぬいぐるみをコンの親ということにしたらしいのですが・・・。
5巻
たつき「あーーー言わんでいい言わんでいい」
ちづる「ク・・・がふッ!!」
たつき「言うなっつってんだろうがァ!!!」
(ちづるに突きをくらわすたつき)
ちづる「フ・・・ナイスツッコミ・・・」
たつき「ツッコミじゃなくて突きだ!今のはっ!!」
下ネタを口走る同級生・ちづるにイラ立って、たつきは突きをくらわせます。
空手の有段者たつきの突きをくらってもなお、ボケるちづる。
あんたスゴイよ・・・。
6巻
越智「石田!?どうしたのそのケガ!?」
石田「階段から落ちました。」
クラスメイト「ベタだ・・・」
クラスメイト「なんてベタな理由だ・・・」
(中略)
越智「へー ま、いいや」
クラスメイト「いいんだ・・・」
大虚との戦いや一護の霊力放出のためにケガを負った石田雨竜。
包帯グルグル巻きの理由を担任の越智先生に尋ねられて・・・。
クラスメイトの心のつぶやきと先生のあっさり感がいいですね。
7巻
(ルキアが置いていった謎の文章に目を通す一護)
一護&コン「出てく直前にいらんトンチ憶えやがってーーー!!!」
(ルキアの下手な生き物の絵)
一護&コン「何だコレ!?」
一護「ええい!本文にこんだけ『た』が多いんだから多分『たぬき』だ!!『た』を消して読むぞ!!」
これ以上周りの人間を巻き込むことを懸念し、一護の家を出て行った死神・ルキア。
一護の机の上には何やら置手紙が・・・
なぜに暗号形式にする必要がある???
8巻
ジン太「おわ!!無事だったのかよテッサイ・・・さん!」
鉄裁「何が無事なものですか メガネが重体です」
ジン太「要するにアンタは無キズなんだろ」
一護の特訓の手伝いでダメージを受けたかに見えた鉄裁。
しかしながら、丈夫な鉄裁はノーダメージのようです。
メガネは市販品だったのかな?
9巻
一護「黒崎一護ってんだ。」
兕丹坊「いちごか・・・ずいぶんとまあ めんこい名前だなや・・・」
一護「うるせえよ!!一等賞の「一」に守護神の「護」だ!めんこくねぇっ!!」
兕丹坊に認められた一護。
自己紹介をしたところ、「いちご」という響きが「苺」と思われたようで・・・
確かに会話だと漢字はわからないもんね。
10巻
雨竜「井上さん随分余ってるけどもういいのかい?」
織姫「う・・・うん!もうあたしおなかいっぱ・・・」
(ぐぅぅーぅ)
(ドスッ)
※自分のおなかを殴る織姫
織姫「ほら・・・ね・・・おなか・・・いっぱ・・・」
雨竜「だ・・・大丈夫だよ・・・そこまでして止めなくても」
瀞霊廷へ乗り込むために志波家で霊力集中の練習をする一護たち。
一護より一足早く練習を終えたチャド・雨竜・織姫の3人は食事を摂りますが、一護に気を遣う織姫は食べるのを我慢して・・・
11巻
花太郎「山田花太郎です。」
一護&岩鷲「逆におぼえにくい!」
花太郎「ええッ!?み・・・みんな”おぼえやすくていい名だ”って言ってくれますよ!?」
どさくさに紛れて人質をとった一護と岩鷲。
人質となった花太郎は二人に自己紹介をします。
まぁ、一ひねりある名前ではありますね。
12巻
京楽「うおーい七緒ちゃーん!花ビラもういいよー!!」
(花ビラを撒き続ける七緒)
京楽「・・・って あ・・・あれ?聞こえないのかな七緒ちゃんてばー!!」
(中略)
京楽「L・O・V・Eリー L・O・V・Eリー なな・・・おおわーーー」
(トドメとばかりに大量の花ビラを落とす七緒)
京楽春水がチャドと対峙したシーン。
演出のため、伊勢七緒が高いところから京楽の周りに花ビラを撒き続けていたのですが・・・
二人の関係性がわかる場面です。
13巻
一角「ぶはははははははっ!!!だ・・・誰だお前弓親か!?なんだそのアタマ!?ひゃはははは!!!爆発か!?花火の爆発でそうなったのか!?オイ!!」
弓親「わ・・・笑うな!!いいよコレかぶってるから!!」
(弓親カツラをかぶる)
岩鷲との戦いで髪の毛がアフロのようにチリチリになってしまった綾瀬川弓親。
ここから彼は元の髪型のカツラをかぶります。
そうか・・・この後の瀞霊廷での戦いの間、彼はずっとカツラだったんだ・・・
14巻
織姫「それじゃ着替えますか!」
雨竜「!!!ちょっ・・ちょっとちょっと井上さんっ!!」
織姫「え?あ・そっかそっかゴメン!そうだよね!男の子と女の子が同じ部屋で着替えちゃダメだよね!ついたつきちゃんといる感覚で・・・」
(雨竜用の試着室が作られる)
織姫「というワケではいっ!どうぞ石田くん!!」
雨竜「・・・ふつう・・・逆じゃないかなぁ・・・」
敵に紛れ込もうと画策した雨竜と織姫。
死神の服装に着替えようとしたときに、なぜか織姫は石田用の簡易試着室を用意します。
そして、織姫自身は外でお着替え・・・
15巻
荒巻「マキマキです マキマキ!副隊長にかわいがて頂いて早10年!」
やちる「マキマキ・・・アッハ!へんな名前!」
荒巻「あんたがつけたアダ名でしょうが!!!」
11番隊所属・荒巻真木造(あらまきまきぞう)。
所属隊の副隊長・草鹿やちるにはなかなか名前を覚えてもらえていないようです。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
物語の序盤に比べ、尸魂界(ソウル・ソサエティ)での戦いに入ってからはギャグの頻度は減っている印象がありますが、それでも時折笑える要素が取り入れられています。
個人的には筆者は4巻で取り上げたネタが好きですね。
もうすぐクライマックスを迎えるBLEACH。
この機会に読み返してみてはどうでしょうか?