2017/03/15
sponsored link
目次
ポケモンGOが抱える地域格差
海外での人気そのままに、日本でも大人気となっているポケモンGO(Pokémon GO)。
ニュースやワイドショーでも連日取り上げられていますね。
さて、そんなポケモンGOに関して叫ばれていることの1つが「地域格差」。
ポケストップとなっているポイントが都市部では多い。
田舎の方だとポケストップが全然無い。
様々な施設であったり、目立ったオブジェクトなどがポケストップとされていることが多いようですが、そういったものが少ない地域だとモンスターボールを手に入れるのも一苦労です。
筆者の住んでいる場所もそれほど都会ではなく、ポケストップがありそうな場所へ移動するには車などで出かけなくてはいけません。
そして、もう1つ言われているのがポケモンの出現率。
こちらも都会の方ではたくさんモンスターが出現するのに、田舎ではなかなか出現しないといわれています。
これが事実だとすれば、自分の住む地域によってはあまり楽しめない人が出てきますよね。
Pokévisionでポケモン出現位置で検索
ところでみなさん、PokévisionというWebサービスをご存知でしょうか?
PokévisionはポケモンGOのモンスター出現位置を地図で検索できるサービスです。
ポケモンGOの開発会社であるNiantic社のAPIが使用されています。
このサービスを使うと、あなたの近くで出現するポケモンはもちろん、全国各地(海外も含め)のポケモン出現状況がわかるのです!
Pokévisionの使い方
サイトにアクセス
PokévisionのWebサイトにブラウザでアクセスします。
Pokévisionを見に行く
ちなみに、サイト内は英語です。
でも、操作は難しくないので安心してください。
調べたい位置にマップを移動させる
マップをスクロールや拡大・縮小させて、調べたい地域に移動させます。
検索窓に地域名を入力して調べることもできます。
筆者が試した限りでは、日本語で入力しても大丈夫でした。
地点をタップしてマーカーを付ける
調べたい位置をタップすると、赤いマーカー(目印)が表示されます。
マーカーを付けたら、マップ下に表示されている「Click To Find Pokémon Near Marker」と書かれた赤いボタンをクリックします。
すると、モンスター検索が始まります。
※検索窓を使うと自動で最初から表示されるみたいです
マップ上にモンスターが表示される
マーカー付近に存在するモンスターが表示されます。
モンスターの下にはタイマーが表示されていて、出現時間がわかるようにもなっています。
※出現モンスターはタイミングによって変わります
モンスターの絞り込みが可能
右上のボタンをクリックすると、表示させるポケモンを選ぶことができます。
ポケモンのリストが表示され、チェックマークありが表示ポケモン、チェックマークなしが非表示ポケモンです。
モンスター名をタップすると、表示・非表示を切り替えられます。
ちなみに、「Select All」を押すと全ポケモンにチェックが付き、「Deselect All」を押すと全ポケモンのチェックが外れます。
注意点
Pokévisionを使ったモンスター検索は、30秒に1回しかできないようです。
※マップ下のボタンには「You can only scan once every 30 seconds」と書かれています。
また、今はリリース直後およびブーム時期ということもあって利用者が多いからか、検索に失敗したり、サーバーダウン(メンテナンス)もよく起こっているようです。
まぁ、日本だけでなくリリースされている世界各国からアクセスされるでしょうから、負荷がかかりますよね。
検索結果が表示されるまでに時間がかかる場合もありました。
英語で注意書きが表示されるのでわかりづらいですが、うまくいかなかったら少し時間をおいてから試してみましょう。
なお、PokévisionはあくまでポケモンGOとは無関係のWebサイトのため、システムのアップデート等によって利用できなくなる可能性があります。(2016年7月30日時点でサービスが停止状態になっていました)
地域差を見てみよう
さて、このPokévisionを使って何か所かポケモンの出現状況を調べてみました。
これは東京駅付近です。
こちらは名古屋駅付近。
これは大阪駅・梅田駅付近です。
都市部の主要駅付近では、たくさんのポケモンが表示されていますね。
これは福岡県にある東中間駅付近です。
ここは兵庫県にある志染駅付近です。
ここは神奈川県の下曽我駅付近。
ちょっとモンスターの出現がまばらになってきました。
ここは長野県下伊那郡の松川IC付近です。
こちらは高知県土佐郡の駒野地域付近です。
これは北海道天塩郡にある雄信内駅付近です。
うーん・・・ほとんど表示されませんでした。
ちょっと地域のチョイスが極端かもしれませんが、やはり都市部の方がたくさんのポケモンが出現することがわかります。
むしろ、都会よりも地方の方が、自然がたくさんあるからモンスターが多く出現しそうな気がするんですけどね(笑)。
モンスターの出現場所については賛否が出ており、安全性や公共性などを理由にモンスターを出現させないように要望を出すといった話も聞きます。
出現場所などは今後少しずつ変わっていく可能性もあるかもしれません。
※2016年7月26日に筆者が検索してみた結果です。同様の結果を保証するものではありません。
あなたはどう楽しむ?
地域ごとの出現ポケモンを確認できるサービス「Pokévision」。
効率よくポケモンを見つけるツールとして活用できそうですね。
ちなみに、ポケモンGO自体にも自分の近くにいるポケモンがわかる機能はあります。
でも、Pokévisionを使うことで、自分の家の近くや行動範囲に出現するポケモンのほか、自分がなかなか行けない様々な地域の出現ポケモンを知ることができます。
Pokévisionなら海外の出現状況の把握も可能。
ロンドンはこんな感じでした。
シドニーだとこんな感じ。
ニューヨークではこんな感じでした。
※2016年7月26日に筆者が検索してみた結果です。同様の結果を保証するものではありません。
日本国内だけでなく、海外の観光地や主要都市を調べてみるのも面白いかもしれないですね。
※本記事各項目内の画像引用元:Pokévisionより