2017/03/15
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目次
週刊少年ジャンプ42号完売状態
40年続いた長期連載作品「こちら葛飾区亀有公園前派出所(通称:こち亀)」が、週刊少年ジャンプ2016年42号で連載を終了しました。
偉大なる作品の最終回が掲載されるとあって、ジャンプ42号を買い求める人が続出。
実質的に完売状態となったとの報道がされていました。
ジャンプの完売は東京など人の多い地域だけの話かと思っていたら、地方である筆者の地元の書店でも起こっていました。
これにはちょっと驚きです。
また、完売状態になったが増刷はしない予定であるとの報道もありました。
週刊誌ですし、増刷はあまり現実的ではないのかもしれません。
この記事の執筆時点で、すでに次週号である43号が並んでいるわけですしね。
もしかしたら、ジャンプ42号を欲しかったのに、手に入れることができなかったという人も少なからずいるかもしれません。
特に42号の発売日は、月曜日が敬老の日で祝日だったことで、その直前の土曜日となっていました。
毎週ジャンプを買っている人ならともかく、こち亀最終回を読もうとスポットで購入しようとした人は、発売日を勘違いしてもおかしくないでしょう。
まぁ、とにもかくにも、こち亀の影響力の凄さを感じました。
Amazonでは定価以上の価格が
さて、各書店では42号のジャンプは完売状態。
また、すでに43号のジャンプが並んでいます。
2016年9月27日時点では、一般的な本屋さんで42号のジャンプを購入することは難しいでしょう。
でも、42号のジャンプを手に入れる方法が無いのかと言えばそうでもありません。
ネットショッピングサイトであるAmazonには、週刊少年ジャンプ2016年42号が出品されていました。
※2016年9月27日19:30頃のAmazonサイトのキャプチャ
ね!Amazonで売られているでしょ!
でも、価格をよく見てください。
なんと価格は650円から!
※筆者が確認した際の情報です。
週刊少年ジャンプ2016年42号の定価は280円。
倍以上の値段で売られているのです(しかも中古品)。
Amazonを使えばジャンプ42号を手に入れることはできます。
でも、2016年9月27日時点では定価では手に入れられないようですね。
えー、650円も出さなきゃいけないの!?
そう思った方もいるでしょう。
でも、次の画像を見てください。
これは、2016年9月24日22:20頃のAmazonの画面キャプチャです。
※2016年9月24日22:20頃のAmazonサイトのキャプチャ
24日の時点では1400円を付けていたんです。
それが、3日ほど経って値段は650円に下がっているのです。
出品者が増えていますので、徐々に価格競争になりつつあるのかもしれませんね。
あくまで可能性としてはですが、今後もっと値下がりすることもあり得そうです。
ジャンプ42号はプレミアム品になりえるか?
本に限った話ではないですが、希少価値のある物には定価以上の値段が付けられて取引されることがありますよね。
代表的なのは骨董品でしょうか。
また、カードやフィギュアなどでも、レアな商品には高値が付けられている場合がありますよね。
希少価値や付加価値によって額面以上の値段が付けられた品物はプレミアム品と呼ばれたりもします。
今回のジャンプ42号は、少なくとも2016年9月27日時点ではプレミアム品にあたると言ってもよいでしょう。
Amazonでは定価を上回る価格で売られていますし、楽天市場も確認したところ楽天市場でも定価以上で売られていました。
定価以上の値が付いている要因は、こち亀最終回掲載によって注目度が高くなり、実質的に完売状態になったことが考えられます。
でも、このジャンプ42号は今後もプレミアム品であり続けるのでしょうか?
筆者は、一時的には値下がりする可能性もあり得ると考えています。
その大きな理由は、大量に出回っているからです。
具体的なデータは得られていませんが、42号のジャンプが他の号と比べて大きく発行部数が少ないという事はないでしょう。
注目度の高さから言えば、通常よりも多く発行していてもおかしくはありません。
そして、実質的に完売状態。
つまり、ジャンプ42号を購入した人は世の中にたくさんいるわけです。
ただ、完売状態かつ増刷の予定もないことから、現在は手に入りづらい状況になっています。
42号の発売から10日ほどしか経っていない2016年9月27日時点では、まだ発売直後といえる時期なので手に入れたいと思っている人もいるでしょう。
定価以上の値段でも手に入れたい人がいるため、650円といった価格になっていると考えられます。
でも、しばらく時間が経過したらどうでしょうか?
先述したように、42号は世の中に大量に出回っているハズなんです。
少年ジャンプは週刊誌ですから、一度読み終わったらそれで満足な人も多いと思います。
いつもなら、読み終わったジャンプは資源回収にでも出してしまうところ。
でも、ジャンプ42号がある程度の値段で売れるとなると、「捨てる」のではなく「売ろう」と考える人も多くなるでしょう。
筆者はBOOKOFFなどの中古書店でジャンプを目にしたことはないので、週刊誌は中古書市場で売りづらいものだとは思います。
ただ、今はAmazonやヤフオクのような一般の人でも物を売れるツールがありますから、売ろうとすること自体は十分に可能です。
42号を手に入れた人のなかには、貴重な品としてずっと所持するつもりの方も多くいるとは思います。
でも、一定期間経ったら、もう用済みとする人も多いハズ。
すると、いずれは42号のジャンプが大量に売りに出された状態になる気がします。
手に入れたいと思う人も時間の経過とともに減っていき、供給が需要を上回ります。
結果、大きく値下がりし、基本的には中古品となるため定価以下の値段で買えるようになっていくのではないでしょうか。
ただし、供給過多の時期が過ぎ去ると、再び価格は上がっていくと思います。
週刊少年ジャンプ2016年42号は、やはり通常のジャンプとは違います。
長年ジャンプを支えてきた作品でありファンも多い「こち亀」の最終回が掲載された号という「特別感」は確かにあります。
また、週刊誌はコミックスに比べて、耐久性が低い面があるでしょうし、しっかりと保存されないことも多いです。
そのため、状態が悪くなりやすいと言えるでしょう。
また、コミックスに比べれば断然廃品回収などによって捨てられることも多い。
上記のことから、出回った量に対して中古市場で扱われる量や機会はかなり少ない可能性が高いのです。
すると最終的には、「こち亀最終回掲載号」という事実が付加価値となって、それなりの値が付くようになってもおかしくないのではないでしょうか。
もしかしたら、多少高値でも手に入れておけば、もっと高く売れる可能性も出てくるかもしれません。
もちろん結果は保証しませんので、やるなら自己責任でお願いしますね。
購入したジャンプ・・・どうしようかなぁ
というわけで、週刊少年ジャンプ2016年42号がプレミアム品になるのかを考えてみました。
そもそも、筆者がこんなことを考えたのは、自分が購入した42号のジャンプをどうした方が良いのか悩んだからです。
筆者は中学生くらいから毎週欠かさずジャンプを買っています。
こち亀の最終回だからという理由で購入したわけではありません。
そして、読み終わったジャンプは定期的に資源ごみとして出しています。
いつもなら、どこからのタイミングで捨てに行くわけなんですが、ジャンプ42号については迷うところですね。
いつも通り他の号のジャンプと一緒に捨ててしまうのか。
それとも、高価な品になることを期待してしっかりと保管おくべきなのか。
うーん・・・しばらく様子見でしょうか。