2017/03/15
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目次
リオオリンピック-日本は金メダル12個獲得
2016年8月21日(日本時間:8月22日)、約16日間にわたって開催されたリオオリンピックが閉幕しました。
リオオリンピックでは日本勢の活躍が目立ち、獲得したメダルは過去最多となる41個。
次回、2020年の東京オリンピックに弾みをつけたかたちとなりました。
オリンピックで日本選手が活躍した競技で今後起こると期待されることの1つが、競技人口の増加です。
選手の素晴らしいパフォーマンスを見て、競技を始める人は少なくないでしょう。
無視できないマンガの影響力
しかし、オリンピック終了とともに多くの競技は露出の機会が無くなります。
地上波のテレビで各競技の大会が放送されることは決して多くはありません。
会場に足を運ぶなどしないと、選手のパフォーマンスをなかなかな見られないのが現状です。
せっかく興味を持ったのはいいけれど、競技を目にする機会が少ないと徐々に熱も冷めていくものですよね。
そこで注目したいのが「マンガ」です。
日本ではたくさんのマンガが出版されており、その中には特定のスポーツを題材としたものも少なくありません。
マンガは好きな時にいつでも読めるため、直接的ではありませんが、その競技に触れる機会が作れるのです。
また、オリンピック関係なく、スポーツマンガをきっかけにその競技を始める人だっています。
マンガには大きな影響力があるのです。
ということは、オリンピックで興味を持った競技のマンガを読めば、より深くそのスポーツにのめり込めるかもしれないですよね。
そこで今回は、日本がリオで金メダル獲得したスポーツを題材とした漫画を取り上げていきます。
リオオリンピック金メダル獲得競技が題材のマンガ
レスリング
今大会日本勢最多となる4つの金メダルを獲得したのがレスリング。
金メダリストの活躍はもちろんですが、オリンピック4連覇を逃して準優勝となった吉田沙保里選手の涙も印象的でした。
弾丸タックル(全10巻:少年チャンピオン・コミックス)
月刊少年チャンピオンで連載されていた高校レスリングマンガ「弾丸タックル」。
いじめられっ子の主人公・昇が、自分と同様に小柄でありながら驚異的な強さを持つレスリング部長・飛鷹との出会いをきっかけにレスリングにのめり込んでいく物語です。
2016年の3月に最終巻となる10巻が発売されています。
作者の佐藤由幸氏はレスリング経験者とのこと。
柔道
日本勢最多の12個のメダルを獲得したのが柔道。
ベイカー茉秋選手、大野将平選手、田知本遥選手の3人は金メダルを獲得し、世界のトップに立ちました。
YAWARA!(全29巻:ビッグコミックス)
1980年代後半から90年代前半の柔道ブームの火付け役となったのが、女子柔道マンガ「YAWARA!」。
世界的に有名な柔道家である猪熊滋悟郎の孫娘・猪熊柔。
「普通の女の子」に憧れながらも祖父の意向で不本意ながら柔道を続ける柔が、自身の才能に翻弄されながらもオリンピック連覇まで駆け上がっていく物語です。
シドニー、アテネで金メダルを獲得した谷亮子(田村亮子)選手の愛称「やわらちゃん」は、この作品がもとになっています。
競泳
萩野公介選手と金藤理絵選手が金メダルを獲得した競泳。
そのほかに銀メダル2つ、銅メダル3つも獲得し健闘しました。
ラフ(全12巻:少年サンデーコミックス)
野球漫画でおなじみのあだち充氏による、競泳を扱った作品が「ラフ(ROUGH)」。
和菓子屋を実家に持ち、祖父の代からライバル関係である家に生まれた大和圭介と二ノ宮亜美。
同じ高校の水泳部に所属する2人が、最初はいがみ合いながらも徐々に惹かれあっていく青春ラブストーリーです。
1987年~1989年の連載作品で、2006年には、長澤まさみと速水もこみちによる実写版映画も公開されています。
体操
2004年のアテネオリンピック以来、3大会ぶりに男子団体で金メダルを獲得したのが器械体操。
エース・内村航平選手は個人総合でも金メダルを、ひねり王子こと白井健三選手は種目別跳馬で銅メダルを獲得しました。
ガンバ!Fly high(全34巻:少年サンデーコミックス)
少年サンデーで連載されていた体操マンガ「ガンバ!Fly high」。
オリンピックで金メダルを取ることを夢に持つ主人公・駿が、体操部の仲間とともに成長していく物語。
連載時期と作中の時間がほぼリンクしていることも特徴です。
全34巻(外伝1巻)で2000年に連載終了していますが、内村選手をはじめ多くの体操選手が愛読しているとのこと。
原作者はロサンゼルスオリンピックの金メダリスト・森末慎二氏です。
バドミントン
高橋礼華選手、松友美佐紀選手のペアが、女子ダブルスで日本バドミントン史上初の金メダルを獲得しました。
また、女子シングルスでは奥原希望選手が3位決定戦不戦勝という珍しい形で銅メダルを手にしています。
はねバド!(連載中)
good!アフタヌーンにて2013年から連載中のバドミントンマンガが「はねバド!」。
2016年8月現在、8巻まで刊行されています。
部員数不足のバドミントン部コーチ・立花からバドミントン部への勧誘を受けた運動神経抜群の少女・羽咲綾乃。
バドミントンの実力者で天才的なセンスを持つ綾乃と、長身で努力家の荒垣なぎさを中心に展開される青春バドミントン部ストーリーです。
まだまだあるよ!注目スポーツ
日本が金メダルを獲得した競技のスポーツマンガをピックアップしてみました。
もちろん、金メダル獲得以外の競技においても、各選手たちは私たちに様々な感動を与えてくれました。
陸上男子4×100mリレーの銀メダルなどは、東京オリンピックではもしかしたら・・・という期待もできますよね。
また、男子7人制ラグビーや女子バスケットボールなどは、メダル獲得はできませんでしたが善戦して注目を集めた競技でした。
オリンピック競技を題材にしたスポーツマンガは本記事で取り上げたもの以外にもたくさんあります。
連載中の作品は次回以降の話が楽しみですし、完結した作品なら大人買いで一気に揃えて楽しむのもいいですね。
みなさんも、興味を持ったスポーツのマンガをチェックしてみてはどうでしょうか?