2017/03/15
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目次
秋の定番月見バーガー
毎年、秋ごろになると各ハンバーガーチェーン・ファーストフードチェーン店が「月見」系の商品を販売します。
「月見」と付くメニューの多くは、お月様に似ている目玉焼きのようなタマゴを使ったメニューです。
いわゆる、十五夜の満月をイメージしたものですね。
さて、筆者は今秋、いくつかのハンバーガー店・ファーストフード店の「月見」バーガーを食べてみました。
実食した各メニューについてはこれまでに記事にしています。
マクドナルド期間限定・満月チーズ月見を食べてみた【ノーマルタイプと食べ比べ】
とろ~り月見の絶品チーズバーガーを食べてみた【感想・口コミは?】
ケンタッキー・月見和風チキンカツサンドを食べてみた【感想・口コミは?】
でも、考えてみたら、各メニューごとの記事は「そのお店の月見バーガーを食べようとしている人」の参考にはなるかもしれませんが、「どのお店の月見バーガーがおすすめなのかを知りたい人」の参考にはなりません。
そこで今回は、これまでに筆者が食べてみた「マクドナルド」「ロッテリア」「ケンタッキー」の月見系メニューを、主観に基づいて比較してみることにしました。
※ケンタッキーは「バーガー」ではなく「サンド」と言いますが、本記事では商品名以外は「バーガー」で統一して表記します。
各社の月見系メニュー
各社の月見系メニューについて見ていきましょう。
なお、今回取り上げるのは筆者が実際に食べたメニューの中からとします。
ここで取り上げる以外の月見系メニューも各社で販売されていますが、自分が食べていないものを取り上げるのもどうかと思いますので、そのあたりはご容赦ください。
また、上記の理由から「タマゴ」に焦点を当てて見ていくことにします。
同じお店のメニューであれば、メニューが違っても入っている月見タマゴは同じものと思われるからです。
マクドナルド・満月チーズ月見
マクドナルドで期間限定販売されている月見メニューの1つが「満月チーズ月見」。
満月チーズ月見は、バンズやハムも月っぽく見えるように作られているバーガー。
バンズはフワフワで、普段のマクドナルドのメニューとは少し違った食感を楽しめます。
では、マクドナルドで使われている月見タマゴはどんなものでしょうか。
厚さは1センチ弱くらいでしょうか。
焦げ目らしき茶色い部分がところどころに見られます。
黄身までしっかりと火が通してあるので、黄身はパサパサとしています。
※「パサパサ」は黄身の状態を表現したものです。ここでは悪い意味では使っていません。
マクドナルド期間限定・満月チーズ月見を食べてみた【ノーマルタイプと食べ比べ】
ロッテリア・とろ~り月見の絶品チーズバーガー
ロッテリアで期間限定販売された月見メニューの1つが「とろ~り月見の絶品チーズバーガー」。
絶品チーズバーガーに半熟月見タマゴが加えられたメニューです。
全体的に濃い味の絶品チーズバーガーに、まろやかさが加わったようなメニューでした。
では、ロッテリアで使われている月見タマゴはどんなものなのでしょうか。
中央の黄身部分がやや盛り上がっていますね。
対照的に端の方になるにつれて薄くなっていきます。
「とろ~り月見」とあるように、黄身は半熟に仕上がっているので、とろっとしたまろやかな食感になっています。
とろ~り月見の絶品チーズバーガーを食べてみた【感想・口コミは?】
ケンタッキー・月見和風チキンカツサンド
ケンタッキーで期間限定販売されるの月見メニューの1つが「月見和風チキンカツサンド」。
和風チキンカツサンドに月見タマゴが加えられたメニューです。
甘辛カツソースの味が強いメニューですが、その中で半熟タマゴの味がアクセントになっていました。
では、ケンタッキーで使われている月見タマゴはどんなものなのでしょうか。
一見すると真っ白のタマゴですが、よく見ると薄っすらと黄身の黄色が見られます。
厚さは7、8ミリくらいだと思います。
黄身は半熟に仕上がっていますが、心持ち黄身の量が少ない印象です。
ケンタッキー・月見和風チキンカツサンドを食べてみた【感想・口コミは?】
3社の月見を比較
各社の月見タマゴについて、筆者の印象を表にまとめました。
店 | 厚さ | 形 | 黄身 | ボリューム |
---|---|---|---|---|
M | ○ | 比較的厚さ均等 | パサパサ | ○ |
L | △ | 中央が盛り上がる | 半熟 | △ |
K | △ | 比較的厚さ均等 | 半熟・少な目 | △ |
※店項目は「M:マクドナルド」「L:ロッテリア」「K:ケンタッキー」
マクドナルドは黄身がパサパサするまで熱してあるのに対し、ロッテリアとケンタッキーは半熟のタマゴが使われていました。
「パサパサか半熟か」については好みが分かれるところだと思います。
筆者の感想としては、黄身がパサパサだと水分が欲しくなります。
半熟の黄身はとろっとしているので、他の具に対してソースのような役割を果たしてくれます。
このあたりは、バーガーに入っている他の具とのバランスもあると思います。
同じ半熟黄身のロッテリアとケンタッキーを比較するなら、ロッテリアに軍配が上がるでしょう。
全体的な厚みはケンタッキーの方が若干あると思いますが、黄身がしっかり詰まっていたのがロッテリアでした。
タマゴの全体的なボリューム感はマクドナルド。
白身まで含めた全体的な厚みが一番あったのはマクドナルドのタマゴでした。
また、パサパサした黄身は具の1つとして「食べる」感覚なので、よりボリュームを感じられたのだと思います。
ロッテリアやケンタッキーは黄身が半熟であるがゆえに、ソースのような形になってしまい、タマゴそのもののボリューム感は薄れてしまった印象です。
ということで、結論としては以下のようになります。
・半熟タマゴならロッテリア
・ボリュームならマクドナルド
ケンタッキーもバーガーそのものはおいしいと思いましたが、月見タマゴだけを見た場合に他の2社と比べるとイマイチな印象です。
まぁ、ケンタッキーはフライドチキンがメインのお店ですから仕方のない面があるかもしれませんね。
さて、筆者は各社の月見を味わってみたわけですが、似たようなメニューを食べ比べると、それぞれの特徴が見えてきます。
一口に「月見」メニューといっても、使われているタマゴはけっこう異なりました。
機会があれば、自分自身で色々なお店のメニューを食べ比べてみるのも面白いかもしれませんよ。